徳島県にある大塚国際美術館は、館内に1000点以上に及ぶ、世界の絵画のレプリカが展示されていることで知られている美術館です。

館内が広いため日帰りでもすべての作品を鑑賞できるのか、一泊しないと時間が足りないのか悩むところです。

実際に3時間30分かけて大塚国際美術館の展示作品を鑑賞してきたので、その時の感想をお伝えします。




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徳島・大塚国際美術館は3時間30分で観覧できる?

結論から言うと、3時間30分では足りなかったけど、不満はないです。

 

わかりづらいので、詳細に説明しますね。

 

 

私は、あまり混雑しそうにない平日に大塚国際美術館に行きました。

 

丸一日、美術館で過ごしたかったので開館時間の午前9時30分とほぼ同じ時間に入館し、閉館時間の午後5時00分まで過ごしました。

 

 

それなら館内にいたのは3時間30分じゃないのでは?

 

と思うはずですが、午前中は絵画の鑑賞をせずに、ずっとコスプレをしていたのです(笑)

 

どういうことかというと、入館してから下記のように館内で過ごしました。

開館から閉館までの所要時間の内訳

09:30 入館

   コスプレして写真撮影 ※1

13:00 昼食

   館内のレストランで食事 ※2

13:30 鑑賞

   館内を一通り回り絵画鑑賞 ※3

17:00 退館

ということで、実質的に絵画鑑賞にあてた時間は3時間30分ということになります。

 

 

上の表の補足なんですけど、※1のコスプレというのは、2017年7月21日(金)~10月29日(日)までの期間限定で館内で体験できた「アートコスプレ・フェス」のことです。

 

35着あるコスプレをほぼすべて着ました。

 

コスプレしては撮影…コスプレしては撮影を繰り返していたため、3時間30分もかかったのです(笑)

 

 

次に※2ですが、お昼が来たのでランチタイムにしました。

 

大塚国際美術館の周辺には歩いていける距離に飲食店がありません。

 

そもそも美術館が広いので、出口に向かうだけでも少し時間がかかります。

 

館内にカフェ・レストランがあわせて3店あるので、そのうちの1ヶ所で食事をとりました。

 

ちなみに弁当の持ち込みは原則禁止です。

 

 

 

最後に※3ですが、昼食後から閉館までの3時間30分で絵画鑑賞をしました。

 

その3時間30分では時間が足りませんでした。。。

 

 

コスプレで時間を使いすぎたせいでは?

 

と思ったあなた…半分正解です(笑)

 

 

半分正解というのは、開館時間からずっと鑑賞をしていたとしても、展示作品を隅から隅までじっくり見ようとすれば時間が足りなかったと思うからです。

 

 

3時間30分で鑑賞できた作品数は?おすすめの回り方も紹介

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3時間30分で館内地下3階から地上2階までを一通り回って、1074点を鑑賞することはできました。

 

もちろん、ざっと見ただけの作品の方が多いです。

 

 

ほかの美術館でも言えることですが、鑑賞の所要時間は一概には言えず、人によって変わります。

 

 

大塚国際美術館展示されている絵画の側には作品の解説がありますが、これを一つ一つ読んでいたら、開館時間からいたとしても一日では足りないでしょう。

 

すべてを読んだとしても西洋画に詳しい人でなければ、消化不良を起こして、ほとんど頭に残らないのではないでしょうか。

 

それに集中力が切れるとも思います。

 

 

なので、おすすめの楽しみ方は、すべての絵画をじっくりと見ようとせずに、好きな絵画や有名な絵画だけをじっくり鑑賞して、それ以外の作品はさっと見るだけにとどめることです。

 

 

 

大塚国際美術館は地下3階から地上2階の各階に展示室があります。

 

環境展示やテーマ展示などの例外はありますが、基本的に下の階に展示されている作品ほど古い時代のもので、上の階に行くほど新しい時代のものになります。

 

 

美術館の入口は地下3階で、下から上の階に向かうように鑑賞すると古い時代から近現代までの西洋画の歴史を辿れるようになっています。

 

ですが、出口も入口と同じ場所です。

 

退館時には地下3階に戻ってくることになるので、地下3階から鑑賞せず、上の階から見て行っても時間の消耗にはならないのです。

 

 

比較的新しい時代の作品の方が好きだとか興味があるという人は、上の階から鑑賞することをおすすめします。

 

 

 

もちろん、展示室の階や場所にこだわらずに、好きな時代の作品や好きな画家の作品を先に見て、余った時間で他の作品を見るのもいいです。

 

私もはじめに個人的に好きな印象派の作品を見て、そのあと印象派以外の好きな画家や知ってる画家の作品、実際に本物を見たことがある作品を見ました。

最後に一通り館内を見ておきたかったので、ざっと他の展示室も一通り見て回りました。

 

 

当記事の冒頭で、「3時間30分では時間が足りなかったけど、不満はない」という趣旨の感想を述べました。

 

それは「全作品をじっくり鑑賞したとしても途中で集中力が切れるし、知識不足であまり頭に残りそうにもない。好きな作品や見たい作品のみをじっくり鑑賞して、残った時間で他の展示室もざっと回ろう」と思っていたからということなのです。

 

 

定時ガイドツアーや音声ガイドを利用するのもおすすめ

好きな作品や有名な作品のみをじっくり鑑賞することをおすすめしましたが、一部の作品のみを鑑賞するという意味では、定時ガイドツアーや音声ガイドを利用するのも良いでしょう。

 

 

定時ガイドというのは、定められた時間にガイドさんに館内の展示作品の解説をしてもらうというもの。

 

所要時間約1時間の「人気作品ベスト10」と所要時間約2時間の「地下3階と地下2階の展示解説」は毎日あります。

 

所要時間約2時間の「地下1階と1階の展示解説」は毎週火~金曜日にあります。

 

 

ガイドツアーは、開始時間に指定の集合場所に行けば誰でも参加できます。

 

定時ガイドツアーそのものの参加は無料ですが、館内を回るので、大塚国際美術館の入館料を支払う必要はあります。

 

 

 

定時ガイドツアーは1日に数回実施されていますが、時間が定まっています。

 

自分のペースで鑑賞したいという場合は、音声ガイドの利用がおすすめです。

音声ガイドというのは、貸し出しされている携帯式のイヤホンガイド機を持ち歩いて、録音された解説を聞きながら作品を鑑賞するというもの。

 

音声ガイド機に収録されているのは、1000点以上ある展示作品すべての解説ではなく、厳選された約100作品の解説のみです。

 

 

一通り聞くには約2時間必要です。

数時間だけ大塚国際美術館に滞在する予定という場合や代表的な作品だけじっくり鑑賞したい場合にもおすすめです。

 

 

ほかの美術館の特別展で貸し出しされている音声ガイドを一通り聞く場合の所要時間は約30~40分、音声で解説されている作品数は20~30点ぐらいの場合が多いです。

それと比較すると、時間も作品数もすごいボリュームですね。

 

 

音声ガイド機は1台500円で貸し出しされています。

 

言語は下記の4ヶ国語に対応しています。

  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語

 

結局のところ所要時間は何時間?

個人的な意見になりますが、鑑賞時間は最低3時間は欲しいですね。

 

3時間あれば、好きな作品や有名な作品を鑑賞しつつ、館内を一通り回ることができるでしょう。

 

3時間だけだと、多くの作品をざっと見るだけになるので、倍の6時間あれば、ある程度ではありますが、一通りじっくり鑑賞できるのはないでしょうか。

 

6時間の場合も各作品の解説を読んでいると時間が足りないでしょうから、解説を読むのは一部の作品だけにとどめた方が良さそうです。

 

 

ミュージアムショップでお土産を買ったり、館内のカフェ・レストランで食事をする場合は合わせて1時間プラスしましょう。

 

 

1000余りの各作品をそれぞれ時間をかけて鑑賞したいというなら、一泊して二日間かけて鑑賞するのも良いかもしれませんが、基本的には日帰りで十分だと思います。

 

陶板の複製品を展示しているからこそ、世界の名画を一ヶ所で鑑賞できる大塚国際美術館は、西洋絵画史のおさらいをしたり、いろんな名画を比較して楽しめます。

 

そのため、一度にすべて鑑賞してしまうよりは、訪問後、時間を経て西洋画の知識や好みが変化してから再訪する楽しみ方が合っているのではないでしょうか。

 

経年劣化しにくい陶板の名画は、変わらずにあなたを待っていてくれるはずです。




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