東京国立博物館は全国的に見ても多数の刀剣を所蔵している博物館です。
常設展で刀剣を観覧することができますが、展示室がたくさんあるため、はじめて来館する場合はどこに行けば良いか迷うかもしれません。
東京国立博物館で刀剣が展示されている展示室の場所と展示物の一覧を紹介します。
Contents
東博の常設展示で刀剣を観覧できる展示室はどこ?展示内容も紹介
本館1階のジャンル別展示は外せない!2階にも刀剣あり
東京国立博物館の常設展示で刀剣を見学するなら本館に行きましょう。
本館は1階と2階に展示室があります。
1階は「ジャンル別展示」といって、ジャンルごとに文化財(美術品)が展示されています。
例えば彫刻の展示室では仏像が展示されていて、漆工の展示室では漆工が展示されているというふうな展示形式です。
1階の13-2室が刀剣の展示室となっており、そこにまとめて刀剣が展示されています。
東京国立博物館の公式サイトにあるフロアマップを引用します。
画像引用元:http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=115
(図はクリックで拡大できます)
画像右側の「13-2」と書かれている部屋が刀剣の展示室です。
2階は「日本美術の流れ」と題して縄文時代から江戸時代までの日本の美術史を美術作品を通じて学べるようになっています。
時代順に展示室が設けられているのですが、2階の5室と6室が武士に関する美術品の展示室で、その中に刀剣もあります。
東京国立博物館の公式サイトにあるフロアマップを引用します。
画像引用元:http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=115
画像上部の「5」「6」と書かれている部屋が「武士の装い―平安~江戸」という展示室で、そこに刀剣が展示されています。
常設展示とはいえ、常に展示内容が一定というわけではありません。
数ヶ月ごとに展示替えが行われています。
東京国立博物館の公式サイトで展示作品リストが公開されているので、下記にリンクを貼っておきます。
展示室ごとに展示作品が一覧になっていますので、目的の展示室のところをクリックして詳細をご確認ください。
考古の刀を観覧したいなら平成館1階へ
Sponsored Link東京国立博物館の平成館は1階と2階に展示室があり、そのうち1階では考古の展示が行われています。
主に古墳時代の刀を見学することができるので、興味があれば観覧してみると良いです。
ちなみに平成館2階は特別展が実施される展示室となっています。
下記に、平成館の展示作品リストのリンクを貼っておきます。
年間スケジュールの確認で展示作品を確認するのもおすすめ
東京国立博物館の公式サイトには「年間スケジュール」というページがあり、常設展(総合文化展)で展示される主な文化財の一年間の展示期間が掲載されています。
見る限り国宝や重要文化財を中心とした文化財の展示期間をとりあげているようです。
展示される刀剣の名称や期間も書かれているので、来館日を決める際に役立てると良いでしょう。
下記に、年間スケジュールのリンクを貼っておきます。
常設展(総合文化展)の展示予定はページの下の方にあります。
見学所要時間の目安はどのくらい?
東京国立博物館の展示室のうち、前述した展示室で刀剣だけを観覧する場合の所要時間の目安を記載します。
参考程度にご覧ください。
刀剣の展示場所のみの見学所要時間
- 本館 :30分
- 平成館 :30分
まとめ
- 本館では1階の「ジャンル別展示」と2階の「武士の装い」で刀剣を見学できる
- 考古の刀を見学するなら平成館1階へ
↑JR上野駅公園口から東京国立博物館の正門までの徒歩のアクセス方法を画像を用いて説明しています。